2020年6月2日
概要
本プロジェクトでは、航空機の燃費改善、環境適合性向上、整備性向上、安全性向上といった要請に応えるため、複合材料等の関連技術開発を中心として、航空機に必要な信頼性、コスト等の課題を解決するための要素技術を開発します。今後の航空機需要の70%を占めると予想されている細胴機の製造プロセスで必須となる、複合材を用いた部材の低コスト、高レートな新しい成形組立技術の確立を目指します。これにより、航空機の燃費改善によるエネルギー消費量とCO2排出量の削減、整備性向上、安全性の向上並びに我が国の部素材産業及び川下となる加工、製造産業の国際競争力強化を目指します。
研究開発項目②「熱可塑性CFRPを活用した航空機用軽量機体部材の高レート成形技術の開発」
研究開発項目③「航空機部品における複合部材間および他材料間の高強度高速接合組立技術の開発」