2021年11月9日
超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対して、国が定めた人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)の達成に向け、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進します。
(1) ムーンショット目標8
2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現
(PD(就任予定):三好 建正(理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー))
(2) ムーンショット目標9
2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現
(PD:熊谷 誠慈(京都大学 こころの未来研究センター 准教授))
ムーンショット目標8及びムーンショット目標9では、多様かつ挑戦的な研究開発のアイデアを取り入れながら研究開発を推進することが特に重要であることから、「コア研究」と「要素研究」の2つのアプローチで研究開発を開始し、連携・融合を図りながら進めます。提案にあたっては、いずれか一方のアプローチを選択のうえ、ご応募ください。
【コア研究】
2050年の社会像からバックキャストし、MS目標を達成するために必要な全体構想(シナリオ)を描き、シナリオの実現に向けて取り組む研究開発プロジェクト。
【要素研究】
MS目標の達成に必要な全体構想(シナリオ)を描くことは困難であるが、MS目標達成に貢献しうる研究開発プロジェクト。