埼玉大学では、3つの基本方針「知の府としての普遍的な役割を果たす」、「現代が抱える課題の解決を図る」、「国際社会に貢献する」の下、2022年度からの第4期中期目標・計画を着実に達成すべく、その活動指針となる『埼玉大学Action Plan 2022-2027』をまとめています(Vision1:「地域人材・グローバル人材育成の基盤強化」、Vision2:「研究力強化と社会的課題を解決するための共創拠点の形成」、Vision3:「地域のダイバーシティ環境推進拠点機能の強化」、Vision4:「大学ガバナンス機能の強化」)。その中では、教育・研究の高度化・促進はもちろんのこと、成果の社会還元が強く謳われています。
急速に進む少子高齢化や世界規模での産業構造の転換、さらには新型コロナウイルス禍に代表されるような社会的課題の解決に向けて、大学に対する期待はこれまで以上に高まっています。URAオフィスは、本学の基本方針やアクションプランに則り、本学の研究活動を定量的に解析・評価することにより、競争力のある研究領域の創出、大型競争的資金の獲得支援などを通して本学の研究力のさらなる強化に貢献するとともに、本学の「総合知」を最大限に生かして地域社会の課題を解決する共創拠点の形成にも貢献することを目指します。
埼玉大学 理事(研究・産学官連携担当)・副学長/研究機構長/URAオフィス長
石井 昭彦