2020年7月28日
知的戦略デザイナ-派遣事業は、産学連携や特定技術分野の専門的な知見を有する、大学の「知」の取り扱いに精通した知財戦略デザイナーがリサーチ・アドミニストレーター(URA)をはじめとする研究支援担当者とコミニケーションを取って、知見やノウハウを共有しながら、知的財産権の保護が図られていない研究成果の発掘を行います。知財戦略デザイナーは、研究者に、その研究成果が大きく花開く、例えば大型共同研究への発展や事業化などの未来展望を提案します。そして、研究者が目指したい未来を実現するため、保護すべき研究成果や知財取得のタイミングなどの知財戦略を研究者目線でデザインし、知的財産権の活用を通じた社会的価値・経済的価値の創出を支援します。(経産省HPより)
初年度から引き続く令和2年度は、本学を含め20の大学が採択され、本学には2回/月の頻度で知財戦略デザイナーが派遣される予定です。知財戦略デザイナーはURAとチームを組み、理工学研究科を中心に、権利化される前の優れたシーズを発掘し、早期から権利化を見据えた知財戦略をデザインします。また、URAは知財戦略デザイナーからそのスキル・ノウハウを吸収することで、本学におけるシーズ発掘から権利化までのプロセスを強化して参ります。