埼玉大学URAオフィスは2014年に、主に理工学研究科戦略的研究部門を支援する組織として立ち上げられ、IR(Institutional Research)分析、科学技術政策に関する動向分析、競争的資金の申請支援など研究推進に向けた支援機能を担ってきました。本学が創立されてから丁度70周年にあたる2019年には、メンバーの補強とともに、文理の別を問わず全学を支援する体制へと刷新されました。
突き進む少子高齢化、グローバル化に伴う産業構造の急速な変化などの社会的問題により、大学に対する期待はさらに高まっています。「地にのぞみ、知をまとう」我々埼玉大学としては、研究をさらに発展させ、社会的役割を果たさなければなりません。本学はこれまでも優秀な研究者が集い、高度な研究が遂行されてきました。URAオフィスとしても、競争的資金の獲得支援を軸足に本学の研究力のさらなる強化に務めて参ります。また、支援対象を全学に広げるにあたり、個々の研究者への充実した支援はもちろんのこと、文理融合を含む学際融合研究の創出支援も進めて参りたいと思います。
研究者のみなさまには、是非URAオフィスを上手に活用し、研究の高度化を図っていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
埼玉大学 理事(研究・産学官連携担当)・副学長/研究機構長/URAオフィス長
重原 孝臣
URAオフィスは、重原オフィス長(研究機構長)の下で、3名のURAと事務補佐員が活動しています。